三つ折りマットレスの厚さは何cm?8・9・10cmを「寝る時」と「畳む時」で選ぶ

三つ折りマットレスの厚さで迷ったら、床や畳へ1枚で使う用途では8〜10cm前後が一つの比較ゾーンになります。

実際に、西川には厚さ8cm、エアウィーヴには約9cm、ニトリには厚さ10cmの三つ折りマットレスが現行商品としてあります。エアウィーヴの9cmはフローリング・畳へ直接1枚で使用でき、ニトリの10cmにも敷き布団なしで使える商品があります。

ただし、三つ折りは「寝る時の厚さ」だけで選ぶと失敗しやすい寝具です。厚くなるほど、畳んだときのかさ・重量・持ち上げやすさも変わるからです。

選ぶときは、①1枚で使えるか、②底付きしないか、③畳んだ状態で置けるか、④毎日持ち上げられるかの4点を確認してください。

結論|床に1枚なら8〜10cmを比較し、毎日しまうなら厚さより収納時のかさを見る

使い方 厚さの見方 特に確認したいこと
床・畳へ1枚で使う 8〜10cm前後から比較 メーカーの単体使用可否、素材、硬さ
毎朝畳んで収納する 薄めを優先しやすい 収納時寸法、重量、持ち手
日中は立て掛けるだけ 8〜10cm以上も候補 自立・立て掛け方法、重量
ベッドに置いたまま使う 厚さの選択肢を広げやすい 三つ折りにする必要性、フレーム適合

「三つ折りだから10cmが正解」という基準はありません。8cmでも三つ折り商品があり、9cmでも床に1枚で使える現行商品があります。

一方、収納を前提にするなら、わずか1〜2cmの厚さ差より畳んだ後のサイズと重量のほうが日常では重要になることがあります。

8cm・9cm・10cmは、どれも三つ折り商品として成立している

現在の公式商品を見ると、三つ折りマットレスは8cm・9cm・10cmのいずれにも実例があります。

現行商品例 厚さ 中材 1枚使用・特徴
西川 睡眠Labo Flat 8cm 高反発ウレタン 三つ折り・140N・通気孔あり
エアウィーヴ スマート Z01 約9cm エアファイバー 床・畳へ直接1枚で使用可
ニトリ 3つ折り高反発 日本製 10cm ウレタン 敷き布団なしで使用可・180N
タンスのゲン 純高反発 10cm ウレタン 床敷き対応・150N

8cmと10cmの2cm差だけでは、どちらが使いやすいかは決まりません。

素材がウレタンかファイバーか、硬さ、通気構造、重量、床使用の可否までセットで比較してください。

「8cmでは薄い、10cmなら十分」と固定しない

三つ折りマットレスの検索結果では、床へ直接敷くなら10cm前後を目安にする案内が多く見られます。底付きへの余裕と扱いやすさのバランスを取りやすいためです。

ただし、8〜9cmが単体用として不足するとは限りません。

西川の睡眠Labo Flatは厚さ8cmの三つ折り高反発ウレタン。エアウィーヴ スマート Z01は約9cmで、メーカーがフローリングや畳への直接使用を認めています。

そのため、厚さを決めるときは次の順番が安全です。

  1. 商品が1枚使用を想定しているか
  2. 素材・硬さ・層構造はどうか
  3. 普段の寝姿勢で底付きが気にならないか
  4. 収納・移動の負担を許容できるか

10cmという数字は候補を探す目安にはなりますが、合否判定の線ではありません。

三つ折りで見落としやすいのは「畳んだ時の厚み」

三つ折りマットレスは、広げた状態では8cmや9cmでも、収納時には3つのブロックが重なるため、必要な収納スペースは大きくなります。

西川では、厚さ8〜9cmの三つ折りマットレスに対応する専用収納バッグを販売しており、シングル用のバッグは幅68×高さ98×奥行33cmです。

これは「8cmのマットレスだから、収納場所の奥行きも8cmあればよい」という意味ではないことを分かりやすく示しています。

押し入れ・クローゼットへしまう予定なら、購入前に次を測ってください。

  • 収納場所の高さ
  • 収納場所の奥行き
  • 収納場所の幅
  • 出し入れする通路の幅

三つ折りの厚さ選びでは、寝る時の8cm・10cmより「畳んだ後にどれだけ場所を取るか」まで確認するのが重要です。

同じ10cmでも4.6kg・5.5kg・7.5kg|収納性は厚さだけでは分からない

厚さ10cmの三つ折りでも、重量はかなり違います。

ニトリの「3つ折り高反発マットレス 厚さ10cm(日本製)」シングルは約4.6kg。高反発三つ折りMSAは約5.5kg。GOKUMINのプレミアムグランマットレスは同じ10cm・シングルで約7.5kgです。

エアウィーヴ スマート Z01は約9cm・シングルで約9kgあります。

つまり、10cmより9cmのほうが軽いとも限りません。ファイバー・ウレタン、密度、カバー、多層構造などによって完成品重量が変わるためです。

毎朝押し入れへ入れるなら、厚さの比較と同時に「自分が毎日持ち上げられる重量か」を確認してください。

厚くすると底付きの余裕は取りやすいが、三つ折りの長所が薄れることもある

似た素材・似た硬さなら、厚いほうが体が沈んだ後の中材に余裕を持たせやすくなります。

その一方で、三つ折りの大きな利点は「畳める・移動できる・立てやすい」こと。厚さを増やしすぎて重くなると、その利点を使いにくくなる場合があります。

10cmを超える厚型三つ折りを検討するなら、寝心地の余裕だけでなく次も比較してください。

  • 畳んだ状態で持てるか
  • 収納場所へ収まるか
  • 毎日の立て掛けが苦にならないか
  • 来客用なら一人で出し入れできるか

「厚いほうが安心」という理由だけで選ぶと、三つ折りにした意味が薄れることがあります。

薄い三つ折りは、1枚用か補助用かを確認する

三つ折り商品には、8〜10cmより薄い商品もあります。

薄型を選ぶ理由は、軽さ・省スペース・持ち運びなど。ただし、厚さが薄くなるほど「床へ1枚で使う商品」ではなく、既存寝具との併用や補助用途の商品が混ざりやすくなります。

商品名に「高反発」「三つ折り」とあっても、床への単体使用が保証されるわけではありません。

薄型を選ぶときは、公式ページで次の言葉を探してください。

  • 一枚敷き可能
  • 床・フローリング・畳に直接使用可能
  • 敷き布団なしで使用可能
  • 敷き布団・マットレスとの併用を推奨

単体用か補助用かを先に分ければ、厚さ選びの失敗を減らしやすくなります。

床に敷く三つ折りは、収納できても「湿気対策不要」ではない

三つ折りのメリットは、使わない時間に畳んだり立て掛けたりしやすいことです。

ただし、三つ折りだから湿気・カビの心配がなくなるわけではありません。

床や畳へ直接使う場合は、メーカーの手入れ方法に沿って換気・陰干しなどを行います。西川の睡眠Labo Flatは通気孔を備え、側生地を外して洗濯可能。エアウィーヴ スマート Z01は中材がファイバーで、水洗いできるのが特徴です。

同じ三つ折りでも、ウレタン本体は水洗いできない商品が多く、ファイバーは洗える商品があります。

厚さと手入れ方法は別の条件なので、「薄いから乾きやすい」「三つ折りだからカビない」とは決めないでください。

ベッドで使うなら、三つ折りである必要があるかも考える

ベッドフレームに置きっぱなしで、収納や立て掛けをほとんどしないなら、三つ折りの利点は小さくなります。

この場合は、同じ8〜10cmでも一枚ものや丸巻きタイプを比較して構いません。

西川では同じ睡眠Laboに、厚さ8cmの三つ折りFlatと、厚さ8cmの丸巻きDotsがあります。厚さが同じでも収納方法が違う例です。

三つ折りを選ぶ理由が「何となく便利そう」だけなら、一枚ものを含めて比較したほうが選択肢が広がります。

迷ったら「何cm」より4つの質問で決める

  1. 床・畳へ1枚で使う?
    はい → 8〜10cm前後から、公式に単体使用できる商品を探す。
  2. 毎朝しまう?
    はい → 厚さより収納時寸法と重量を優先。押し入れ実寸も測る。
  3. 日中は立て掛けるだけ?
    はい → 自分で持ち上げられる重量か、立てやすい構造かを見る。
  4. ベッドに置きっぱなし?
    はい → 三つ折りにこだわらず、一枚ものも含めて厚さ・構造を比較する。

三つ折りマットレスの厚さは、床へ1枚なら8〜10cm前後が比較しやすい一方、毎日収納するなら「畳んだときのかさ」と重量まで見て決めるのが実用的です。

8cm・9cm・10cmにはそれぞれ現行の三つ折り商品があります。数字だけで十分・不十分を決めず、単体使用の可否、素材・硬さ、収納時寸法、完成品重量、お手入れ方法を確認してください。

寝具の感じ方には個人差があります。最終的な商品選びはご自身で判断し、購入前にメーカー・ブランド公式の商品仕様、厚さ・素材・硬さ・重量、単体使用や床置きの可否、収納方法、お手入れ方法、返品・保証条件なども確認してください。

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