NELLとエアウィーヴは、どちらも寝返りや身体の支え方を意識したベッドマットレスですが、内部の仕組みは大きく異なります。
NELLは高密度ポケットコイルを使った21cmのマットレス。エアウィーヴ ベッドマットレス S01は、3分割のエアファイバー®を使った18cmのベッドマットレスです。
2026年9月9日時点で比べると、通常価格と自宅で試せる期間、保証の長さはNELLが選びやすく、中材まで水洗いできること、17kgのシングル、金属コイルを使わない構造はS01の分かりやすい特徴です。
先に結論を分けるなら、購入後にじっくり試したい・価格を抑えたい・キングまで選びたいならNELL。汗や汚れへのお手入れを重視し、中材まで洗える構造を選びたいならS01が候補になります。
- 今回比較するのはNELL マットレスとエアウィーヴ ベッドマットレス S01
- 迷ったら最初にこの4項目で分ける
- 構造の違い|NELLは腰を硬めに支え、S01は3分割とも同じ硬さ
- 最大の違いは「中まで洗えるか」|清潔性を優先するならS01が明確
- 通常価格と送料を合わせると、S01はシングルで4万円以上高い
- サイズはS01がクイーンまで、NELLはキングまで
- シングルはS01のほうが約2.1kg軽いが、搬入方法も違う
- 自宅で試すならNELLは120日、S01は30日|返品送料も違う
- 保証はNELL 10年、S01 3年|年数だけでなく対象も違う
- 古いマットレスの処分まで考えるとNELLのほうが手配しやすい
- NELLが向いている人
- エアウィーヴ ベッドマットレス S01が向いている人
- 結局どっち?最後は「洗えること」と「買った後の安心」のどちらを優先するか
今回比較するのはNELL マットレスとエアウィーヴ ベッドマットレス S01
「エアウィーヴ」は1商品ではありません。2026年9月9日時点の公式ベッドマットレスには、S01・S02・S03・S4.0・S4.0p・M1.0・M2.0など複数の現行モデルがあります。
S01は119,900円からのエントリーモデル、S02は148,500円からのスタンダードモデルです。
一方、NELLにも上位モデルがありますが、メイン商品として販売されているのが「NELL マットレス」です。
現在の比較記事ではNELLとS01を組み合わせる例が多く、S01はエアウィーヴのベッドマットレスを初めて検討する人が比較しやすい現行モデルでもあります。そこでこの記事では、比較対象を次の2商品に固定します。
- NELL マットレス
- エアウィーヴ ベッドマットレス S01 お客様組立品
なお、「厚さ21cm同士でそろえて比較したい」という場合は、エアウィーヴ側ではS02も候補です。S01とS02の仕様を混ぜず、この記事ではS01だけを扱います。
迷ったら最初にこの4項目で分ける
| 重視すること | 選びやすい候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 自宅で長く試したい | NELL | 14日以上120日以内のフリートライアル。返品送料も無料 |
| 中材まで洗いたい | S01 | カバーは洗濯機、中のエアファイバー®は水洗いできる |
| 通常購入額を抑えたい | NELL | シングル通常79,900円。S01は119,900円+大型宅配便送料 |
| 金属コイルを使わない構造がよい | S01 | 中材はポリエチレン100%のエアファイバー® |
この2商品は「どちらが高性能か」より、ポケットコイルを選ぶのか、洗えるファイバー素材を選ぶのかで大きく分かれます。
構造の違い|NELLは腰を硬めに支え、S01は3分割とも同じ硬さ
NELLはセンターハードの高密度ポケットコイル
NELLは、直径の小さなポケットコイルを高密度に配置しています。シングル1,173個、ダブルでは1,734個のコイルを使用し、寝返りの起点になりやすい腰部分へ硬めのコイルを置く「センターハード構造」です。
薄いウレタンや不織布などを重ねた13層構造で、上下・表裏を気にせず使用できる両面仕様も公式に案内されています。
身体の部位によって支え方を変えるコイル設計や、表裏をローテーションしながら使いたい人に向く構造です。
S01はエアファイバー®3分割で硬さは共通
S01は、ポリエチレン100%のエアファイバー®を3分割して入れる構造です。公式比較表では、S01の各パーツは同じ硬さとされています。
NELLのように腰部分だけコイルを硬くした構造ではありません。代わりに、三次元状に絡み合うエアファイバー®の反発性と通気性を特徴としています。
より柔らかな感触を求める人向けには、別売の「エアウィーヴ コンフォートプラス」を追加する方法も案内されています。
腰部分だけ支え方を変える設計ならNELL、全体を同じエアファイバー®で支える構造ならS01と整理すると違いが分かりやすくなります。
最大の違いは「中まで洗えるか」|清潔性を優先するならS01が明確
S01の大きな特徴は、カバーだけではなく中材まで洗えることです。
外側のカバーは取り外して家庭用洗濯機で洗えます。3分割されたエアファイバー®は、水または40℃以下のぬるま湯をシャワーでかけて手洗いできます。
ペットや小さな子どもがいる、飲み物をこぼす可能性がある、汗や汚れが気になるなど、「マットレス内部まで自分で洗いたい」ことが重要ならS01は比較上かなり明確な候補です。
NELLはポケットコイルと複数の詰め物を一体化した構造で、公式の商品情報ではS01のような「中材を取り出して水洗いする」使い方は案内されていません。
このため、清掃性を最優先するなら、素材そのものを水洗いできるS01の強みが分かりやすくなります。
通常価格と送料を合わせると、S01はシングルで4万円以上高い
価格はキャンペーンを混ぜず、2026年9月9日時点の通常価格・現在の通常配送条件でそろえて比べます。
| サイズ | NELL 通常価格 | S01 本体価格 | S01送料込み | 差額 |
|---|---|---|---|---|
| シングル | 79,900円 | 119,900円 | 122,650円 | S01が42,750円高い |
| セミダブル | 94,900円 | 139,700円 | 142,450円 | S01が47,550円高い |
| ダブル | 109,900円 | 159,500円 | 162,250円 | S01が52,350円高い |
| クイーン | 134,900円 | 179,300円 | 182,050円 | S01が47,150円高い |
S01のお客様組立品は、大型宅配便で全国一律2,750円/個の送料が設定されています。一方、NELLは沖縄本島を除き送料無料です。
NELL公式では同日時点で15%OFF表示も確認できましたが、キャンペーンは変動します。この表では一方だけセール価格にせず、NELLは通常価格で計算しています。
価格差を払ってでも「中材まで洗えるエアファイバー®」を取りたいかが、S01を選ぶときの重要な判断になります。
サイズはS01がクイーンまで、NELLはキングまで
サイズ展開も完全には同じではありません。
| サイズ | NELL | S01 |
|---|---|---|
| シングル | 95×195×21cm | 97×195×18cm |
| セミダブル | 120×195×21cm | 120×195×18cm |
| ダブル | 140×195×21cm | 140×195×18cm |
| クイーン | 160×195×21cm | 160×195×18cm |
| キング | 190×195×21cm | 設定なし |
S01はシングル幅が97cmで、NELLより2cm広い一方、キングはありません。二人でより広い幅を取りたい場合や、キングサイズを前提にしている場合はNELLが候補になります。
また、厚さはNELLが21cm、S01が18cm。今使っているベッドフレームの高さや、シーツのマチ寸法まで含めて確認してください。
シングルはS01のほうが約2.1kg軽いが、搬入方法も違う
シングルサイズの公式重量は、NELLが19.1kg、S01が17.0kgです。数字だけならS01が約2.1kg軽くなります。
ただし、搬入方法は同じではありません。
NELLは圧縮した状態で配送され、開封後に復元させる方式です。S01は現在「お客様組立品」のみで、3分割の中材・カバー・パッドなどを受け取り、自分で組み立てて使用します。
S01の商品ページでは3〜5営業日以内の出荷目安が案内されています。
「軽いほうが扱いやすい」と重量だけで決めず、圧縮マットレスを開封するNELLと、パーツを組み立てるS01のどちらが自宅の搬入環境に合うかまで考えましょう。
自宅で試すならNELLは120日、S01は30日|返品送料も違う
ネット購入で最も大きな差の一つが、お試し制度です。
| 項目 | NELL | S01 |
|---|---|---|
| 自宅トライアル | 120日 | 30日 |
| 返品できる時期 | 到着後14日以上120日以内 | 到着後30日以内 |
| 返品送料 | 無料 | 利用者負担 |
| 回数 | 条件は公式案内を確認 | 1人1回、原則1品 |
| 主な購入経路の注意 | NELL公式の対象商品・条件を確認 | 公式オンライン・電話購入が対象。店頭やAmazon等は条件が異なる |
NELLは最低14日間試すことが条件で、サイズ間違いなど寝心地以外の理由は対象外です。また、返品後は別サイズでもNELL マットレスを再購入できません。
エアウィーヴは30日以内の返品制度がありますが、返送時の送料は購入者負担です。お一人につき1回、原則1品で、過去に返品サービスを利用した場合は対象外となります。
ネット購入後の「合わなかったときの戻りやすさ」を重視するなら、120日・返品送料無料のNELLが有利です。
一方、エアウィーヴは取扱店舗でも試せます。ただし、店頭購入は公式オンラインストアの30日返品制度の対象外と案内されているため、購入場所まで含めて確認してください。
保証はNELL 10年、S01 3年|年数だけでなく対象も違う
NELLは10年耐久保証があり、使用中に3cm以上のへたりが生じた場合などは保証期間中の修繕・交換対象としています。
S01は3年製品保証で、通常使用の中で規定以上の変形が検品で確認された場合、コア素材のエアファイバー®を無償交換する制度です。公式FAQではカバーに保証期間はないと案内されています。
保証期間の長さを重視するならNELLが分かりやすい選択です。
一方、S01は中材そのものを水洗いできるため、日常のお手入れ方法はNELLとは大きく違います。保証年数だけではなく、「壊れたときの保証」と「普段の汚れを自分で洗えること」を別々に評価してください。
古いマットレスの処分まで考えるとNELLのほうが手配しやすい
NELLでは、マットレス購入時に同時申し込みすることで、1台20,000円の引き取りサービスを利用できます。対象地域は全国で、離島は除外されます。
現在のS01「お客様組立品」の商品ページには、不要になった寝具の引き取りはできないと明記されています。
そのため、買い替えと同時に古いマットレスを回収してほしい場合は、NELLのほうが購入時に手配を組み込みやすくなります。
S01を選ぶ場合は、自治体の粗大ごみ、家具・寝具回収業者など、別の処分方法を事前に確認しておくと購入後に困りにくくなります。
NELLが向いている人
- 通常価格をできるだけ抑えたい
- 120日かけて自宅で寝心地を確認したい
- 返品時の送料負担を避けたい
- 10年保証を重視する
- 腰部分を硬めにしたセンターハード構造を選びたい
- 上下・表裏を使える両面仕様がよい
- キングサイズが必要
- 古いマットレスの有料回収を購入時に申し込みたい
NELLを選ぶ理由は、「ポケットコイルだから優れている」ではありません。長い試用期間・価格・保証・サイズ展開まで含めて、購入後のリスクを小さくしたいかが判断軸になります。
エアウィーヴ ベッドマットレス S01が向いている人
- カバーだけでなく中材まで水洗いしたい
- 金属コイルを使わないエアファイバー®構造を選びたい
- 18cmの薄めのベッドマットレスがよい
- シングル17kgという重量を重視する
- 高い通気性を特徴とするファイバー素材が気になる
- 30日の返品期間で判断できる
- 自分でパーツを組み立てることに抵抗がない
S01を選ぶ理由として最も分かりやすいのは、「汚れたら中まで洗える」というNELLにはない使い方です。価格や保証期間だけではなく、この清掃性にどれだけ価値を感じるかで判断してください。
結局どっち?最後は「洗えること」と「買った後の安心」のどちらを優先するか
NELLとエアウィーヴ S01の差を最後まで絞ると、次の2方向に分かれます。
- 買った後に長く試し、合わなければ費用をかけずに戻したい
NELL。120日、返品送料無料、10年保証が判断材料です。 - 使い続ける中で、カバーだけでなく中材まで洗いたい
S01。エアファイバー®を自宅で水洗いできることが最大の特徴です。
価格も重要です。通常価格とS01の大型宅配便送料までそろえると、シングルでは4万円以上の差があります。その差額を払ってでも洗える中材を取りたいのか、NELLの長いトライアル・保証・キング展開を取りたいのか。
NELLとエアウィーヴの比較は「コイルとファイバーの寝心地」だけで終わらせず、洗える範囲・返品費用・保証期間・組み立て・処分まで含めると選びやすくなります。
価格・送料・キャンペーン・返品・保証・配送条件は変更される可能性があります。購入前には、比較している商品名が「エアウィーヴ ベッドマットレス S01」なのか別モデルなのかを確認し、各メーカー公式の最新条件を再確認してください。
寝具の感じ方には個人差があります。最終的な商品選びはご自身で判断し、購入前にメーカー・ブランド公式の商品仕様、返品・保証条件なども確認してください。

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